焼き芋大学

YAKimo-SWEETSオーナーブログ。マーケティングやブランディングを自分なりに発信します。

心の在り方、考え方

ーこちら、心の在り方ー

「何でもかんでもコントロールできる」と思い上がっていたのかもしれない。思い通りにならないことがあるとすぐに「何かが間違っている」「誰かが悪いはずだ」「どうしてくれるんだ!」――これではあまりに幼稚である。世の中はコントロールできることばかりではない。コロナ騒動は、この当たり前のことを再認識し、生き方を内省する好機だと思う。

 

 

そのときどきの自然な流れに逆らわず、流れに乗って流れていく。キャリアとはそういうものだと心得ている。美空ひばりいわく「川の流れのように」。テレサ・テンいわく「時の流れに身をまかせ」。合成すると「川の流れに身をまかせ」。ひばりとテレサの豪華デュオが天国から聞こえてくる。若い世代には意味不明だと思うが、この方が自然で、結果的にも実りの多い生き方だと思う。

 

お客を喜ばせ、満足させることは楽しく、生きがいを感じることでもある。それを繰り返しているうちに、知らず知らずのうちに実力が蓄えられ、機会を得たときに花開く。余人をもって代えがたい存在になり、「この人でなければ」と自分の名前で頼りにされ、信用されるようになる。ますます仕事が面白く楽しくなる。これが理想の成り行きだ。

 

「川の流れ」は過程である。手っ取り早く成功しようと「キャリア大作戦」を立てる人は、自分の損得と行く手の望みで頭が一杯で、そこまで行く過程を考えていない。そういうのは結局どうにもならない。行く先の望みだけで仕事をしていると、ちょっと思い通りにならないことが苦痛で仕方がない。だから、すぐ挫折してしまう。自分が楽しみながら、日々生きがいを感じながらでないと持続しない。

 

もちろん、すぐにはうまくいかない。時間がかかる。流れていく過程では思い通りにならないことも多い。理不尽な思いをすることもあるだろう。しかし、仕事には自分の進出を阻止するものが何かあったほうがいい。それが成長の原動力となる。自分の土俵でいい仕事をして、お客にそれをどうしても欲しいと思わせる。それが「実績」となり、「信用」となり、「自信」となる。

 

この3つさえあれば、他はどうでもいい。多少の危機に見舞われても、ジタバタせずに済む。

「川の流れ」は過程である。手っ取り早く成功しようと「キャリア大作戦」を立てる人は、自分の損得と行く手の望みで頭が一杯で、そこまで行く過程を考えていない。そういうのは結局どうにもならない。行く先の望みだけで仕事をしていると、ちょっと思い通りにならないことが苦痛で仕方がない。だから、すぐ挫折してしまう。自分が楽しみながら、日々生きがいを感じながらでないと持続しない。