商品知識(1)
今日は、「商品知識」をテーマに記事を書きます。
商品知識って何?と聞かれると、まず思い浮かべるのが、こいうった商品で、こういったのが特徴なんです~・・・みたいなことを想像するかもしれませんが、
例えばこういった説明が、プロモーション販売等では、お客さんに買ってもらえそう
だけど、これが商品の展示会であったり、商談会であったりといったところでは、
全然売れませんよね。それは皆さんわかっていると思います。
では、何をもって商品知識と言えるか。というと、実は「ストーリー」の方が
はるかに大事なんです。
もし、ここで疑問を持つような事であれば、掘り下げて書きます。
そもそも、今の時代、特に日本においては、物があふれかえっている。
これが例えば北朝鮮の農村部等であれば、食糧難や、そもそものインフレが整っていないことが条件で、何もかも不足している状況で、とかく「生きるため」の食べ物であったり、飲み物であったり、長期保存できる冷蔵庫などが、お金の話はおいておいて、
「ほしい」と思う人が絶対的にいるはず。
しかし、今の日本では、もうそんなものは「あって当たり前」ですよね。
美味しいのは当たり前、便利なのは当たり前。
では、ここからが本題ですが、
じゃー、おいしい物や便利な物が売れないのか?売れないわけではありません。
売れるが、一過性のものになる可能性があるといことです。
では、何を大切にしていかなければいけないかというと、この商品ができるまでの
「思い、ストーリー、何に重きを置いて製造しているのか」ということです。
これも、時代によって変化する。
枝分けで考えると・・・
例えば、今はプラスチック製品を減らしていこうという動きがありますよね。
これは、「今」という時代背景によって起こされているムーブメントであり、
過去にたくさんのプラ製品が大量生産され、ごみを捨てるところにも限界があり
ついには、SNSの発展により、ウミガメの鼻にストローが刺さったことがあげられ、
そこから「プラスチック」の問題が加速化して、問題視された。
といった背景がありました。
今は、解決策として「紙スプーン」や「紙ストロー」などの紙製品が、大手企業を中心に、もうすでに取り組まれている。これは一例ですが。
何が言いたいかというと、
「これから」の未来、持続可能な未来に向けての取り組みは、「時代によって変化する。」ということです。
ここで絶対に忘れてはいけないのが、
「倫理的な共感」「共有できる取り組み」「時代背景にあった取り組み」
を取り入れているか、といったことも商品知識に入るということです。
(むりやり何かを足し算形式に入れてしまうと、商品がぼけてしまいます)
・同じような商品を売ってしまうと「価格競争」になる。
・倫理観・時代観にあったストーリーを取り込み、商品に「思い」を取り入れると
オンリーワン商品になる。もちろん、刺さるターゲットを決めることが重要ですが。
当社の商品はの強みは、「砂糖・添加物一切不使用」「農家さんより直接頂く」
「保存方法にこだわる」の3点です。
きちんと、お客さん、バイヤーさんに、「説得して売る商品」ではなく、
「納得して買って頂ける商品」の説明をきちんとおこないましょう。
そのためにトータルの「商品知識」が必要になってきます。
今回は、商品知識でした。
また、次回は、商品知識の具体化したことを書きたいと思います。
では!