お客様の喜ぶ先を想像して。
本日は、上記タイトルで共有していきたいと思います。
さて、焼き芋スイーツも、来年度より本格的に攻めていこうと思っているのですが、
まず、一番に意識しなくてはいけないのが、「自分の先にお客様がいる」という
事です。もう当たり前の話ですが、このタイトルをなぜ一番先に持ってきたかというと
基本のきのきだからです。
これからの内容は、いうなれば、この考え方をわかっていなければ、あるいはこの考え
を持っていなければ、先のビジョンや展開は、自分自身でつくっていけないということ
です。
なぜなら、本質がわからず、自分の甘えた環境に身を持って行ってしまいそうに
なり、常に自己都合で「まあいいか」の考えに陥ってしまい、うまくいかないの
繰り返しになるからです。
日々、僕たちは、商品づくりやモノづくりの過程で、自分が良いと思ったことが売れる
と思っていることが往々にしてあるかもしれないですが、全く真逆の考えですね。
まず、自分がどうしたいのかは置いておきます。(それも大事。後述します。)
例えば、美容室をオープンしたいと思っているA子さんがいて、A子さん
は、A町に住んでいます。
A子さんは、A町に美容室のお店を出したいと思っています。理由は「近いから」です。
しかし、A町には人口千人程度なのに美容室が100件程あります。しかも近隣の方々は
「焼肉屋さんが無いから焼肉屋さんが欲しい」と言っているます。
それに、美容室の場合、ほとんどが常連さんの口コミによるリピート・新規客が
多い為、新規客をつかもうと思うと、「安くして来てくれる広告」あるいは
よほどの戦略戦術を学ぶ・知らなければ、厳しくなりそうですよね。
だって、お客様は「自分にどうメリットがあるか」を考えているからです。
お客様は、自分にメリットがなかったら、購入動機は生まれません。
逆の立場になると考えると、わかるはずです。
話は戻しますが
単純に人口1000人の1/3が子供だとしても、残り700人が、100店舗のどこ
かに髪を切りに行くことになります。(例外で遠方まで行く人などは除き例えなので)
1店舗当たり、単純に7人のお客様が毎月平均来店する。
となると、もしA子さんが店を出すとなると、、、、
もちろんお客様の奪い合いになるし、巷では「美容室より焼肉店が欲しい」といった
声が上がっていたとするならば、「自分の家から近い」「美容室がやりたい」という
自分だけの願望で商売をしようとすると、ニーズにズレがありますよね。
でも、A子さんはこう思っていました。
「自分の腕は大丈夫」これが大きな落とし穴。
いくら腕が良くても、その地域の特性や、どんなカットをして、パーマをあてる
人は多いのか、カラーのお客様は多いのか。客単価はいくらか。車で来店するのか。
どうんな所得層が多いのか。
そんなことも考えないといけないし、もっというと、近隣スーパーの価格やパック商品
が一人用か、二人用か。いろんなことを調べて、でもなお、ズレがあることがある。
一番大事なことは、
「世間(地域)が求めている事」「時代に合っていること」「自分のやりたいこと」
のちょうど真ん中がお客様の求めている事であれば、良い。
なので、意識したいことが、何事においても
「自分主観の解釈をしてはいけない」ということ。
まわりの状況を鑑みて、今、何をしなければいけないのか。そこに向けての「正しい努
力」をしていかなければならないことが、一番大事な努力の考え方であると思っていま
す。